バイトのパワハラ店長の見抜き方!面接時と働き始めにわかるポイント!
バイト先にパワハラ店長がいると地獄です。
すぐにでもバイトを辞めたくなること間違いなしでしょう。
しかしパワハラ店長はバイトを辞めたいと言ってもなかなか辞めさせてくれないので非常に厄介です。
一番いいのは面接の時点で見抜いて働かない事、それが無理だったときは働き始めてすぐに見抜いてその時点で辞めること(できれば1日で辞める)。
というわけで今回はそれができるよう、パワハラ店長を見抜く方法を紹介します。
面接の時点でわかるパワハラ店長の見抜き方
1. 面接のときにやたら笑顔が多くて愛想がいい
パワハラ店長の見分け方は、まず面接の時はすごく笑顔を絶やすことがなくニコニコと笑って愛想よくしているいわゆる外面が良いのが特徴です。
やたら笑っていると怪しいのでパワハラ店長だと分かります。
また、気持ち良く会話をスムーズに進めてくれる人もそう言えると思います。
2. 「うちきついけど大丈夫?」と念を押してくる
さきほどの逆パターンですが、面接のときにやたらと忙しいアピールと「うちキツいけど大丈夫?本当に大丈夫?」と念をしてくる店長は。
忙しいアピール=店長自体に心の余裕がない可能性が高い為、バイトの失敗に厳しくなる。
店長の心の中は「おれがこんなに忙しいのに足を引っ張るな!」と思い高圧的な態度になってしまう。
念押しタイプの場合は「ねぇ!だから面接時に確認したでしょ?」と言ってその日から急に態度が変わって、高圧的な態度で接してきます。
実際に働いてもいない面接時にわかる訳がない。
パワハラは店長の中の我慢レベルが超えた時に発動するようです。
この子(バイト)はもうダメと諦めた時に一気に高圧的な態度に変わるような感じです。
あくまでも店長から見てその子がダメで合って同僚から支持を獲ている場合も多いです。
逆に「キツいけど、一緒に頑張りましょう!」と言ってくれる店長ならパワハラのリスクが低いと思います。
3. 面接のときからすでに上から目線
面接の時点ですでにボロが出ている店長もいます。
面接の時点では面接官と応募者は赤の他人で、一人の大人と大人。対等な立場のはずです。
にもかかわらず、すでにこちらを下に見ていて上から目線なのです。
これはかなりわかりやすいパワハラ店長の証拠なので少しでも上から目線発言や態度が見られたらたとえ面接に受かっても辞退しましょう。
実際に面接の時に私の履歴書を見て「せっかく大学出たのに、こんな飲食店に勤めるなんてねぇー。」とバカにしたように言った店長がいます。
また、面接のときに出されたアイスコーヒーを無言で飲んだとき帰り際に「君、ごちそうさまも言えないの?」と言われたこともあります。
また、面接中も、「あ、ちょっと待って」と言いながら厨房やホールへ行ってあれこれ指示する場合があります。
この時点で「ちょっと待って」がため口なら完全に自分の立場わかってません。
また質疑応答でもこちらの答えを最後まで聞かない、もしくは面倒臭そうにする人はとてもせっかちなのでその性格が仕事をしていく上でもやりづらさにに影響してくると思います。
ちょっとわざとゆっくりどうでもいいことを話して反応を見るのもいいかもしれません。
面接の時点で高圧的=バイトとして雇われたらその10倍〜100倍は高圧的になることは間違いありません。
絶対に辞退してください。
4. 声が大きい
私は過去に飲食店で働いている時にパワハラを数人の上司から受けた事があります。
そしてパワハラをする上司全員に共通する事があるのにある日気づきました。
それは、声が大きい事。
大きな声で威圧的に話をするような店長は間違いなくパワハラ癖を持っていると言ってよいでしょう。
声の大きい人でパワハラをしない上司に会ったことがないくらいです。
たとえ声の小さい人が怒ってもたいしたことではないですが、声の大きい人が怒ったらたいした事でないにしても怒鳴り散らかされているようでついつい萎縮してしまいます。
なので面接時に声が大きいかである程度パワハラする上司かどうかはわかると思います。
ただ単に大きめの声、というのは仕事上も必要ではあるでしょうが、度を越した大きな声で求職者に説明したり質問する店長は要注意です。
5. 面接時点でこちらのシフト希望に対してグイグイ交渉してくる人
面接でこちらの勤務希望日を伝える際に、「この日はどう?」「もう少し勤務日は増やせないか?」などと、勤務が始まる前からシフトのことについてグイグイ望んで来る人は危ないです。
パワハラ店長の下で働くとほぼ間違いなくシフトを希望より多く入れられます。
週4でと言ってても普通に週6入れられます。
もしこのタイプの店長の下で働いてしまうと大量にシフトを入れられてプライベートの時間がなくなります。
面接の時点でシフトを増やすよう交渉してくる時点でそういう店長なんだなと思っておいた方がいいです。
6. 面接で条件の良さをアピールする
「頑張れば時給がアップする」「福利厚生が良い」「休暇が取りやすい」「信頼できる先輩がいる」など、面接時に良いことばかり話してくる店長は要注意です。
仮にものすごく頑張ったとしても、一度に上がる時給は10円程度であることが多いです。
「福利厚生が良い」「休暇が取りやすい」などと言っていても実際に働いてからは、有給はただあるだけで使えない場合が多いです。
質問してもいないことをペラペラと話して教えてくる店長は、一見優しくて話しやすいように見えるかも知れませんが、採用したら良いように使おうと思っていることが多いように思います。
7. 丁寧で張り付いたような笑顔をしている人
これわかりますでしょうか?
外面がいいと言う意味の笑顔が上手い人のことです。
このタイプの人は第1印象をよくするのが上手いんですよね。
だからお客さん受けもいい。
でも実は性格最悪な人に多い。
もちろんそのようなタイプでもいい方はいると思うので個人的な見解ですが、自分の経験上第一印象が優しくていい人そうという店長は8割方パワハラ店長でした。
面接の時にふとした表情を見逃さないのもポイントです。
一番は目が合った時。
顔色ひとつ変えず目がすわっていて口だけ笑っているような人は地雷が多いです。
8. 従業員が店長に気を遣ってる
飲食店は忙しい所が多いので面接の時にも営業中ということが多いかと思います。
その際のバイトの方の店長への接し方等を観察してみるとその職場の裏側が見えるように思います。
バイトの方のパワハラ店長への接し方はだいたいビクビクしているというか、極度に気を使っているように見受けられます。
たとえば店長に敬語を使うのは普通ですが、やたら丁寧な敬語を使うとか、表情をうかがいながら接しているとか。
パワハラ店長の下で働くバイト=奴隷扱いなので必然的にこういう接し方になります。
店長の性格でわかるパワハラ店長の見抜き方
1. 面接時とバイト初日で一気に態度が変わる
働き初めてから分かる最初のポイントは第一に初出勤の時の態度です。
面接の時の印象と違う、私は何度もこの経験があります。
そこの飲食店の従業員になったら最後。
コロッと態度を変えてきます。
入ったばかりで右も左も分からないのに、よく教えない・教育係はバイトに任せっきり・ミスしてなくても店のミスは何故か新人のミスになる等理不尽な事ばかり起こります。
とにかくバイト初日に店員の態度が全く違ったらパワハラ店員だと確信しても良いと思います。
私の場合その後も契約したシフト内容が滅茶苦茶になる、休日出勤の要求、ミスの押し付け、残業要求など過度な要求が続きました。
よく長く働いてから分かるということもありますが、パワハラを行うような店長ですから初日の態度で気がつくことが多いです。
まず笑顔で挨拶をし相手の反応をよく見てみて下さい。
2. バイトに対する態度が上から目線、バイトを舐めている
パワハラ店長はバイトを歯車としか思っていなく、なんでも自分の言う通りになると思っているという特徴があります。
なので「あー新しい歯車が来たのね」という態度でなぜか初めからこちらを舐めたような軽い態度を取ってきます。
分かりやすいのはバイトに舐められたくないという見栄から来る、どことなく余裕を演じて先輩風を吹かせる態度です。
バイトを舐めてるわかりやすい口調の例
- バイトを「君、君ら」と呼ぶ
- 返事が「あーそれね」「あ、うん」
- 仕事の頼み方が「それやっといて」
このようにタメ口で言い切り口調が多い店長はパワハラ店長の可能性が高いです。
また、口調だけでなく、表情もわかりやすいです。
目下の人にしか絶対しないようなバカにした態度が少しでも見られたらパワハラ店長確定です。
これがわかったら面接もしくは電話応募の時点で切りましょう。
電話や面接でわからなくても働き始めればすぐにわかります。
わかった時点で退職を決めてください。
ちなみにこのタイプの店長は仕入れの出入り業者さんに対してまで上から目線で「買ってやってるんだ」という対応をしたりします。
どれだけ虚栄心が強いんでしょうね。
3. 口が悪い、顔がきつい
特徴として、威圧感がある店長もしくは、口が悪い。
口答えしてこないように態度ですごく威圧してきて、少しでも逆らうと上から見下ろしてとにかく罵倒してきます。
笑っていても目が笑っていません。
とにかくパワハラの人は顔がきついです。
人を罵倒したりしている人は人相に現れます。
最初の面接時に優しくても、裏があると思った方が良いです。
4. 新人の教え方が雑できつい
初めてのバイトは仕事の要領が分からなくて当たり前です。
しかし、パワハラ店長は、「どうしてこんなことも分からないんだ」「なぜこんなこともできないんだ」、「一回言ったことはわかるだろ」
といった態度で接してきます。
バイトも萎縮してしまい、それが原因でまたミスをして怒られるといった悪循環となります。
5. 客の前で従業員を怒鳴る店長はパワハラ店長確定
客の前で従業員を怒鳴る店長は100%パワハラ店長確定です。
小さなことでも大きなことでもミスをしたと分かった瞬間スタッフがいるところだけでなくお客さんがいる前でも堂々と怒りをぶつけたり文句をぶつぶつ言ってきます。
これは本当に典型的なブラックバイトの特徴といってもいいくらいです。
お客さんの前で怒鳴ると食事中の人は気分が悪くなりますよね。
それも考えられず堂々と客の前でバイトに怒鳴る店長はおそらくそうすることで自分の虚栄心を満足させてる気持ち悪い人です。
6. 男女やお気に入りのバイトとそうでないバイトで態度が変わる
パワハラ店長は本当に脳みそ腐ってるんじゃないかってくらい性格が悪いです。
その性格の悪さが一番よく出るのが男女差別とお気に入り差別です。
女の子やお気に入りのバイトには優しく接するのに男のバイトや仕事が遅いバイト、大人しくて反抗してこないバイトに対してはめちゃめちゃ厳しく接したりします。
その態度の差は傍から見ていてはっきりとわかります。
女性スタッフに対してはそれほどではないにもかかわらず、男性スタッフが失敗したり、体調を崩して急遽休んだり、遅刻したりすると異常に怒ったりします。
大きな声で怒鳴るようでしたら、その店長は間違いなくパワハラ店長でしょう。
実際私は目の当たりにしました。
新人のバイトの女の子と男の社員がいたんですが、女の子にはめっちゃ優しいのに男の社員のことはいじめに近い行為をしているのを。
その人にだけ大量の仕事を振る。
質問されても無視して仕事を教えない。
仕事をまともに教えないのに「○○は?」「○○は?」と教えてもない仕事をやらせてわからなくてパニックになってる男性社員を見てあざ笑う。
「え?君?そんなこともできないの?」
「え?君そんなこともわからないの?」
こんな調子で。
私は見ていて気持ち悪くなったので店長と2人きりの時に「あなたのやってることはいじめですよ?」と伝えたことがあるんですが「は?教育だよ! お前それ侮辱罪だぞ?」と言われました。
こんな性根腐った奴の元で働いてたら悪い影響しか受けないのでできる限り早く辞めることをおすすめします。
7. 忙しくなると急に態度が変わる
パワハラ店長の特徴は、忙しくなると焦り、自分に余裕がなくなる人です。
普段は親しみやすく話しやすいのですが、忙しくなると自分に余裕がないのか怒鳴り散らします。
そこまでいくと自分の思い通りにならないと怒ります。
長々とずっと怒っています。
終わったことも引きずり文句を言ってきます。
理不尽なことが多いので、その人の言っていることが理解できません。
そうなるとまた怒鳴られ怒られ、無限ループです。
次の日には普通に何もなかったかのように接してくるので、こちらとしてはかなり腹が立ちます。
少しDV要素がある、自分の概念を曲げない頑固な店長はパワハラ店長だと思います。
8. 部下に厳しく自分に優しい
パワハラをしてくる店長は異様にプライドが高く部下に厳しく自分に優しい人です。
自分の仕事しかせずバイトが困っていても責任者であるにもかかわらず手助けしようなどという考えをみじんも思いつかないような性格をしています。
9. . マイルールがある
勝手にマイルールを作っておりそれを周囲に知らせず自分の中だけで成立させているので、知らずに地雷を踏むと鬼のように怒ってきます。
周囲の人も見て見ぬふりで地雷を踏んだ人間だけが説教を受ける羽目になります。
10. 性格が几帳面で完璧主義
几帳面な人→完璧主義な人が多いような気がしますので、几帳面な店長などはパワハラをする傾向にある気がします。
実際張りに糸を通すかのようなものすごく細かいことで怒る人が多く、それに対応しなければいけないバイトは心身を疲弊します。
そういった人たちは大概傲慢で常に相手に非があると思っており、いつも悪口を言っています。
また、パワハラをしてくる人は地位が高く誰も注意しないのでまったく更正する気配がありません。
このようなパワハラ上司に出会ったときはできる限り早くそのバイトを辞めるか、すぐにやめられそうになければ上司の性格などを同僚に聞いておいて地雷を踏まないように備えておいたほうが確実です。
それから、パワハラが横行するようなバイトはやはり辞める人間が多いので、常に人が足りずバイト募集をしています。
先週もこの募集広告見たのにまだあるということが続くようなバイト先は避けるのが無難です。
11. 「信頼している。頼りにしてるよ。頼むよ〜。」に注意
「あなたのことを信頼している」「頼りにしてるよ」などと言って、他のアルバイトの人よりも多い仕事を与える。
「信頼している」という言葉を使われると、一瞬「自分だから任されているんだ」という気持ちになってしまうことがありますが、「信頼している」という言葉の裏返しは「あなたを良いように使いますよ」という意味であることが多いです。
この言葉に乗せられてしまうと、あっという間に自分だけの仕事量が増えてしまうことがあります。
気を付けてください。
面接の前に客として行ってみるのもおすすめ
以上、面接の時点と働き始めてからわかるパワハラ店長の見分け方を解説しましたが方法はもう1つあります。
それは客としてそのお店に行ってみることです。
そして観察するのです。
店長の様子を。
ただお店に店長が確実にいるとは限りませんし、店長が接客のために表に出てくるとも限りません。
できれば店長と従業員のやり取りを観察できればベストなんですが、観察できるかは運にもよります。
店長が見れなくても従業員がイキイキしてるかどうかもポイントです。
常にパワハラ店長に怒られて萎縮しているバイトは表情が硬くなり、常にピリピリしているか、暗い感じになっています。
お客さんが来たときは大きな声で明るく「いらっしゃいませー!」と言っていてもお客さんがいないときは常に真顔。
お客さんの前とそうでないときで表情が全然違う人が多いのはパワハラによる抑圧の影響の可能性がありますね。
ただそれでもたまたまその日店長が休みだったら従業員を見ても判断できません。
それに客として行った直後に面接を受けるのもスパイに来たことがバレるので微妙ですよね。
というわけで客としてお店に視察に行くのはありですが、無理して客として行かなくても大丈夫です。
ここに書いたことをしっかり読めば面接の時点でパワハラ店長を見抜ける可能性も高いですし、たとえ面接では見抜けなくてもバイト初日にはほぼ確実に見抜けるでしょう。
バイト初日であれば「思っていたのと違ったのでやっぱり辞退させてください」と言えばすぐに辞めれるのでリスクは低いです。
「面接」と「バイト初日」。
この2つだけでパワハラ店長かどうかは十分見抜けるので、面接前はこの記事をしっかり復習しておいてくださいね。
そしてもしパワハラ店長だったら絶対に辞退して他のバイトを探しましょう。
もし働いちゃったら地獄ですし、一度働いて定着しちゃうとかなり辞めにくくもなるので本当に気を付けてくださいね。
まとめ
以上、パワハラ店長の見抜き方を解説しました。
パワハラ店長の下で働くことは奴隷になることに等しいです。
人間の尊厳を完全に失います。
だからパワハラ店長に当たってしまったときはいかに早く辞めるかが大切です。
もし今パワハラ店長の下で働いてる人はこの記事を読んで今すぐ辞めてください。
人手不足で辞めにくいバイトを今すぐ辞める方法と辞める理由まとめ
そしてこの記事に書いた面接でパワハラ店長を見抜く方法を使って次のバイト先ではパワハラ店長に当たらないようにしてくださいね。
みなさんのバイト生活がパワハラ店長に支配されたものではなく、充実したものになることを願ってます。